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京都にある小さなオフィスHoliday and Workです。

京都は上京区にある小さなオフィス。
場所はなんと銭湯の2階!仕事終わりにひとっ風呂はいっていけるオフィスです。最高ですね。

銭湯の名は源湯(みなもとゆ)。
京都で有名な梅湯などを運営しているゆとなみ社が再生した銭湯です。

源湯さんの2階通路奥の一室にあるHoliday and Workは、現在はWebデザイナーとイラストレーターのフリーランス2人が入居しています。
オフィスの広さは25平米くらいでしょうか。それぞれ大きめの専用デスクを置いて、休憩スペースもあり。けっこうゆったり使っています。

Holiday and Workのオープンは2020年3月ごろ。
少人数でオフィスとして使いながら、自分たちの遊び場にもなるような空間を作りたいなと考えていたところ、ちょうど源湯さんが空きスペースのテナントを募集されていました。

源湯さんは、日本旅館かと思うほどの造りと大きさですが、2階スペースはほとんど使われておりませんでした。そこでテナントを募集し入居してもらうことで、銭湯と入居者の予期せぬ化学反応が起こり、なにかワクワクするようなことになるんじゃないか?という期待も込めての募集だったそう。

「何でもやっていきたいですね!何もきまってないですけど!」
という、明るい空気感に魅力を感じ、ぜひここに場所をかまえたいなと思ったのが入居の決め手でした。

借りたのは2階の一番奥の部屋。築年数も相当なもので、床の傾きや扉の立て付けなど、ちょっとそのままでは使える状態ではありませんでしたが、自由に改装OKということで、そこが魅力でもありました。

基本的な施工は工務店さんにお願いしつつ、床材や壁の色などは自分たちで決めていきました。どんなオフィス空間で働きたいか、どうやって遊んでいこうかを一から考えられる機会はなかなか経験できるものではないので、初めてのことだらけでも楽しい作業でした。

完成したオフィスは、私たちなりに考えた「働きやすくてかっこいい」空間に仕上がったと思います。自分たちの手で作ったという愛着も手伝って、とても居心地良く感じます。

オフィスの改装についてinstagramにアップしていますので、よければご覧ください。
https://www.instagram.com/holidayandwork/

Holiday and Workという名前に込めた空間の役割

シェアオフィスの名前についてもお話させてください。
Holiday and Workという名前。みなさんはどのような印象を抱かれるでしょうか。

改装のイメージを作っていく際に「場所の主目的は仕事をする場所。なので、しっかりきっちり仕事がはかどる空間にしよう。」ということは根本としてありました。

言うてオフィス。でもそれだけじゃもったいない。
仕事場であそぶ。あそべる仕事場にしていこう。
そんな空間を思い描きながら改装を進めていきました。

パソコンさえあれば仕事ができる、そんな職種のフリーランスであれば、どこでも仕事ができるというメリットがよく挙げられます。
自宅でもカフェでも旅先でも。そんな人たちにとっては、パソコンを開けばそこが仕事場になるでしょう。

ビーチでトロピカルジュースを飲みながらmacをさわっているような写真、見たことはありませんか?場所にとらわれない働きかたを表す表現として、よく使われています。
憧れのリゾートエリア。場所にしばられず、しっかり働きしっかり遊ぶ。のんびり働きのんびり過ごす。
ひょっとしたら、Holiday and Workと聞いて、そのようなイメージされた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私たちが思い描くHoliday and Workは、それとはまったく違います。
(違うというだけで、自分の思い描く働き方と暮らし方を実現できているような、そんな働きかたは本当に素敵だと思います。念のため!)

まず、Workの部分。

オフィスの立ち上げメンバーは2人ともフリーランスのため、基本的には一人で仕事をしているので、在宅でも仕事はできます。
しかし、やはり自宅というのはくつろぐための場所。どうにも仕事スイッチを入れることが難しい。また、外界とシャットダウンしてしまうため、刺激を受けることが少なくなってしまいます。

外にオフィスをつくるということであれば、コワーキングスペースを借りるという手もあります。ですが、フリーデスクであったり多くの人が行き交う中で仕事するというのは、どこかソワソワする感覚があり、また違った難しさがあります。

自分専用のデスクがあり、落ち着いて働ける。
オフィスメンバーがいて、刺激を受けられる。

自由に働く場所を選べる中で、あえてしっかりとオフィスを構えること。これが私たちの働きかたにとっての最適解でした。

次にHolidayの部分。

restや off, breakではなく、holidayを用いた理由として、”休む”ではなく”遊ぶ”という意味を持たせたかったという意図があります。

休むというのは、働くときも遊ぶときも必要ですよね。
例えばBreak and Workにしたとすると、働くためにも休息は必要ですので、つまり、ただ働くだけの空間になってしまうなと。
そうではなく、遊ぶ空間でもあるということを表すために、Holidayという言葉を選びました。

“働く”と”遊ぶ”。
この両者に、明確な境界線はないと考えています。趣味で始めた写真を続けていたら仕事につながった、プログラマーの仕事で身につけた技術でゲームを作ってみた、なんてことはいくらだってあります。

仕事から入ったことでも、遊びから入ったことでも、その境界線はいつだって超えられる。

“働く” と “遊ぶ”
“稼ぐ” と “費やす”
“関わる” と “籠る”

境界線を曖昧にしていく。
ひとつの空間のなかで、多様な汽水域をつくっていく。
そういった想いを、Holiday and Workという名前に込めました。

そして、境界線を曖昧にしたロゴがこちらです。

Holiday and Work

珈琲を飲みにでも、ビールを飲みにでも、遊びにきていただけると嬉しいです。